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「異常な暑さ」が「普通の暑さ」になる? これからの園芸業界を考える
毎日暑い日が続いていますね。 少し前まで、ヨーロッパやアメリカでは「地球温暖化」という言葉をニュースで頻繁に目にしました。 ところが最近は、以前ほど耳にしなくなったように感じます。 「温暖化への関心が薄れたのかな」 と思う一方で、世界では相変わらず厳しい暑さが続いています。 実は、温暖化そのものが止まったわけではありません。 むしろ問題が「地球温暖化」という大きなテーマから、熱波、干ばつ、山火事、水不足、農作物への影響、電力問題など、私たちの生活に直接関係する個別の問題へと変わってきたのだと思います。 40℃が一度出たときは、 「史上最高気温!」 となります。 しかし翌年も40℃、その翌年も40℃……となると、 40℃が「異常」ではなく「今年の夏は暑い」という感覚になってしまう。 心理学的には、異常な状態が繰り返されると、それを新しい日常として受け入れてしまうという現象があります。 2026年のフランスでも、繰り返される熱波によって若者の気候不安が強まる一方、 「また熱波か」といった感覚も広がっていることが報じられています。 以前は「将来、地球が
8月15日


夏は「さっぱり」
「お風呂上がりにさっぱりした」 「夏はさっぱりしたものが食べたい」 私たちが暑い日常で何気なく使っている「さっぱり」という言葉。 実はこの言葉、使う文脈によって「心地よさ」を表すこともあれば、 「最悪な状況」を表すこともある、とても不思議な二面性を持っています。 例えば、園芸の現場では 「真夏は商品がさっぱり売れないんだよ」 とため息をつくとき。 ここでの「さっぱり」は「全く、少しも」という強い否定の意味になります。 なぜ、爽やかで気持ちの良いはずの言葉が、 「全然ダメ」というネガティブな意味でも使われるようになったのでしょうか? その理由は、この言葉の「語源」に隠されていました。 語源は「爽やか(さはやか)」 「さっぱり」のルーツは、清々しさを表す古語 「さはやか」にあると言われています。 室町時代から江戸時代にかけて、この言葉が 「はっきりと、すっきりと」を意味する「さっぱと」になり、 現在の「さっぱり」へと形を変えていきました。 言葉の根底にある共通のイメージは、 「余計なものが残らず、きれいに突き抜けている状態」です。 「気持ちいい」から
8月12日


「卵が先か、ニワトリが先か」の答え
「卵が先か、ニワトリが先か」という問いは、 昔から哲学や科学で語られてきた有名なテーマです。 答えがないようにも思えますが、 実は現代の進化生物学では 「卵が先」という見解が広く支持されています。 その理由は、ニワトリがある日突然誕生したわけではなく、 長い年月をかけて少しずつ進化してきたからです。 ニワトリの祖先とされる野鳥が卵を産み、 その卵の中で遺伝子にわずかな変化(突然変異)が起こりました。 その結果、生まれたヒナが現在の基準で 「最初のニワトリ」と呼べる個体になったと考えられています。 つまり、「最初のニワトリ」は卵から生まれ、 その卵を産んだ親は、まだ完全なニワトリではありませんでした。 だからこそ、「ニワトリよりも卵が先」という結論になるのです。 さらに驚くことに、卵を産む生き物はニワトリよりはるか昔から存在していました。 約3億年前には、恐竜の祖先や初期の爬虫類が殻のある卵を産み始めています。 この「殻付きの卵」は、 生物が水辺から離れ、陸上で繁殖できるようになった画期的な進化でした。 もし「卵」を卵子まで含めて考えるなら、その歴
7月23日
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