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夏は「さっぱり」
「お風呂上がりにさっぱりした」 「夏はさっぱりしたものが食べたい」 私たちが暑い日常で何気なく使っている「さっぱり」という言葉。 実はこの言葉、使う文脈によって「心地よさ」を表すこともあれば、 「最悪な状況」を表すこともある、とても不思議な二面性を持っています。 例えば、園芸の現場では 「真夏は商品がさっぱり売れないんだよ」 とため息をつくとき。 ここでの「さっぱり」は「全く、少しも」という強い否定の意味になります。 なぜ、爽やかで気持ちの良いはずの言葉が、 「全然ダメ」というネガティブな意味でも使われるようになったのでしょうか? その理由は、この言葉の「語源」に隠されていました。 語源は「爽やか(さはやか)」 「さっぱり」のルーツは、清々しさを表す古語 「さはやか」にあると言われています。 室町時代から江戸時代にかけて、この言葉が 「はっきりと、すっきりと」を意味する「さっぱと」になり、 現在の「さっぱり」へと形を変えていきました。 言葉の根底にある共通のイメージは、 「余計なものが残らず、きれいに突き抜けている状態」です。 「気持ちいい」から
8月12日
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