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「ありがとう」を贈る日

  • 2 日前
  • 読了時間: 2分

5月の第2日曜日は、母の日です。

ゴールデンウィークから母の日にかけて、

園芸業界は一年で最も忙しいハイシーズンを迎えます。


庭植えや花壇用の花苗、

そして母の日ギフトとして贈られる鉢花。

特にこの時期は、カーネーションが圧倒的な人気を誇ります。


しかし、その裏側では生産者さんや運送業者さんも大忙し。

天候によって客足は左右されますし、

渋滞によって物流が滞ることもあります。


どれくらい商品を仕入れて在庫を持つのか。

母の日直前に気温が上がるのか下がるのか。

私たち小売業は、そんなことを毎日考えながら、

目の回るような忙しさの中で売り場を整えています。



お客様にとって母の日は、

「花を贈る日」

としてすっかり定着しています。


最近では、お花だけでなく

スイーツや洋服、小物雑貨など、

さまざまなギフトが選ばれるようになりました。


それでも、やはり一番人気はカーネーションです。


当然ながら、

5月の第2日曜日である母の日が終わり、

その翌日の月曜日になると、

カーネーションは一気に“母の日の商品”ではなくなります。

ほんの数日で価値が大きく変わってしまいます。



母の日に売り場に立っていると、

お客様はカーネーションの花芽の数や品質よりも、

まず値段を重視されていることも多く感じます。


もちろん予算は大切です。

ですが、本来の母の日は

「高いものを贈る日」

ではなく、

「感謝の気持ちを伝える日」

なのだと思います。


豪華なプレゼントでなくても、

短いメッセージカードでもいい。

「いつもありがとう」と、

直接言葉で伝えるだけでも十分嬉しいものです。


母の日の創設者である、

アメリカの社会活動家アンナ・ジャービスの理念は、

「形式よりも真心を重んじる」

だったそうです。


今年の母の日は、

花と一緒に“言葉”も贈ってみてはいかがでしょうか。

 
 
 

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