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薪のぬくもりとクマの足跡
最近、テレビでは毎日のようにクマによる被害が報道されています。 被害を受けた方々には心よりお見舞い申し上げます。 クマが人里に姿を現すようになった理由は単一ではなく、 気候変動による食料の不足や、 ハンターの減少による天敵の消失など、 様々な要因が考えられます。 さらに、私たちの生活スタイルの変化も影響しているでしょう。 昔は、人々は薪を集めたり炭を作ったりするために里山に入って、 自然の恵みを有効活用して生活していました。 しかし、原子力や石油によるエネルギー革命以降、薪や炭を使う機会が減り、 里山に訪れる人も少なくなりました。 そのため、人の手が入らなくなった山や森は荒れ、 動物たちは人里に降りてくるようになりました。 日本は自然に恵まれた国ですが、その豊かな自然を十分に活かせていないのではないでしょうか。 「儲からない」「不便だ」という理由で 手入れされずに放置されている里山が全国に広がっています。 里山は人と自然が共生する知恵が詰まった場所であり、 それを失うことは自然との関わりを失うことでもあります。 しかし、最近では状況が少しずつ変わ
11月12日
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