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日本全国 真っ黄っき
秋になると、道端や河川敷、空き地を鮮やかな黄色に染めるセイタカアワダチソウ。 新潟でも、背丈を超えるほどに成長し、一面に広がっている姿を見かけます。 まるで日本全国がセイタカアワダチソウに覆われているような錯覚に陥ります。 しかし、この植物は北アメリカ原産の外来種です。 なぜ日本中に広がったのでしょうか。 そして、私たちの自然環境にどのような影響を与えているのでしょうか。 1. なぜ、これほど繁殖するのか? セイタカアワダチソウは、明治時代に観賞用や蜜源植物として日本に入ってきたとされ、 戦後に急速に分布を広げました。 現在では全国各地の河川敷、道路脇、空き地、休耕地などで見られます。 その繁殖力には、いくつもの理由があります。 まず、種子と地下茎の両方で増えることです。 種子は綿毛のような冠毛を持ち、風に乗って広がります。 一方、地下茎からも新しい芽を出すため、地上部分を刈り取っただけでは再び生えてくることがあります。 さらに、草丈が2メートルを超えることもあり、密集して育つと、周囲の植物に届く光を遮ってしまいます。 加えて、根などから周囲の植
10月14日


秋から始めるガーデン|春の庭は秋からつくる
朝晩の気温が少しずつ下がり、ようやく秋らしさを感じるようになってきました。 園芸店にも、パンジーやビオラ、ガーデンシクラメン、宿根草など、秋から楽しめる植物が少しずつ並び始めます。 「秋のガーデニング」と聞くと、秋の花を植えて今の庭をきれいにすることをイメージするかもしれません。 でも、秋の庭づくりには、もう一つ大きな楽しみがあります。 それは、 「春の庭を秋からつくる」 ということです。 まずは夏の庭をリセット 秋のガーデニングを始める前に、まずやっておきたいのが夏の庭の整理です。 夏の暑さで伸びすぎた植物や、枯れた葉、終わった花などを整理していきます。 ただし、まだ元気に咲いている植物まで、無理に抜く必要はありません。 まだ楽しめるものは残しながら、少しずつ秋の庭へ切り替えていきましょう。 庭を一度きれいにすると、今まで見えていなかった場所や、植物を植えられるスペースも見つけやすくなります。 秋は「今」より「春」を考える 秋に植物を植えるとき、一番大切にしたいのが、 「この植物は春になったらどうなるだろう?」 と考えることです。...
9月28日


なぜ「台風」は「大風」ではないのか?「台風」という言葉に隠された、意外な語源の話
秋になり、台風や線状降水帯が全国各地で被害をもたらしています。 ニュースで「台風」という言葉を何度も耳にしていると、 ふと、こんな疑問が浮かびました。 「台風って、どうして『大風』ではないんだろう?」 台風は、まさに「大きな風」です。 それなら「大風」と書いてもよさそうですが、 私たちは「台風」と書きます。 実は、この「台」は「大きい」という意味の「大」ではありません。 もともとは、「颱風(たいふう)」という漢字が使われていました。 「颱」という漢字は、現在ではほとんど見ることがありません。 そこで、難しい「颱」を簡単な「台」に置き換え、 颱風 → 台風 となったのです。 つまり、「台風」の「台」は、「大きな風」という意味から生まれたものではありません。 では、そもそも「颱風」という言葉はどこから来たのでしょうか? ここから話がさらに面白くなります。 英語で台風を意味する言葉は、typhoon(タイフーン)です。 実は、この「typhoon」の語源については、いくつかの説があります。 その一つが、中国語の「大風」との関係です。 中国沿岸を航海して
9月22日


実は今、観葉植物もお買い得です
先日の投稿で、「夏の花苗は今がお買い得」というお話をしました。 実は、今の時期は観葉植物もお買い得になっていることがあります。 園芸店の現場では、夏から秋にかけて、 観葉植物の価格が下がる理由がいくつかあります。 夏に多く仕入れた観葉植物が狙い目 一つ目の理由は、夏と秋で園芸店の売り場が変わるからです。 夏は暑さの影響で花苗の種類が少なくなるため、 園芸店では観葉植物を多めに仕入れて売り場を作ることがあります。 ところが秋になると、ポットマムや秋明菊など、 季節の花苗が次々と入荷してきます。 すると、今度は観葉植物を置いていた場所を、 秋の花苗の売り場として使いたくなります。 そのため、夏の間に仕入れた観葉植物を、 少し価格を下げて販売することがあるのです。 冬になる前も、価格が下がりやすい もう一つの理由は、これから寒くなる季節だからです。 観葉植物の中には、寒さが苦手な種類がたくさんあります。 園芸店にとっては、寒い冬の間、 こうした植物を長期間在庫しておくことはリスクになります。 生産者側も同じで、寒さに弱い植物は冬になる前に市場へ多く出荷
9月18日


秋の庭で存在感を増す秋明菊
夏の暑さが少しずつ和らぎ、朝晩に秋の気配を感じるようになると、 園芸店でも秋の植物が目立つようになります。 その中でも、毎年この時期になると 「秋らしい花を植えたい」 というお客様におすすめすることが多いのが、 シュウメイギクです。 細く伸びた茎の先に、白やピンクの花を咲かせる姿は、春や夏の花とは少し違った落ち着いた雰囲気があります。 「菊」なのに、実は菊ではない? シュウメイギクという名前から、菊の仲間だと思われる方も多いのですが、実はキク科ではありません。 シュウメイギクはキンポウゲ科の植物で、アネモネなどに近い仲間です。 名前に「菊」と付いているのは、花の姿が菊に似ていることから。 こうした植物の名前には、昔の人が植物を見て感じた印象がそのまま残っていて、調べてみると意外な発見があります。 ちなみに、英名では「Japanese anemone」と呼ばれます。 アネモネの仲間と知ると、花の雰囲気にも少し納得できます。 園芸店でよく聞かれる「これ、来年も咲きますか?」 シュウメイギクを販売していると、よく聞かれるのが、 「これは一年草ですか?」
9月9日
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