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安いのにはわけがある
市場には、少しずつ春の花が出荷されてきています。 ラナンキュラスやオステオスペルマムなど、 明るい色合いの花を仕入れる機会が増えてきました。 それに合わせて、店頭の陳列も 春仕様へと切り替えが進んでいます。 その一方で、シクラメンなどの冬の花は、 値下げされる時期に入っています。 「安くなっているから」 と手に取られるお客様も多いのですが、 実はそこには理由があります。 時期を過ぎたシクラメンは、 花のピークを越えており、 株元から上がってくる花芽の数が少なくなっています。 これから楽しめる期間は短めです。 翌年に咲かせようと思っても、 自然開花の場合、実際に咲くのは今くらいの時期になります。 春になると、店頭には次々と華やかな春の花が並びます。 冬のイメージが強いシクラメンは、 どうしても見劣りしてしまうのが現実です。 値段が下がっているのには、 それなりの理由があります。 「安いから」という理由だけで選んでしまうと、 あとで後悔することもあるかもしれません。
2月11日


シンビジウムは時代遅れなのか?
年が明けてから、市場のせりで シンビジウムの価格が急落しています。 年末と比べて、半額から、ものによっては4分の1程度。 これは単なる値下がりではなく、構造的な崩れではないでしょうか。 私自身もシンビジウムを販売していますが、 年々、確実に手応えがなくなっていると感じています。 シンビジウムは寒さに強く、花も大きく豪華で、 かつてはお歳暮などの定番の贈答用でした。 しかし、住宅事情が変わった今、 「大きすぎて置き場所に困る花」になってしまっています。 さらに、鉢植えの植物には 「もらった以上、枯らしてはいけない」 という心理的な負担がつきまといます。 その重さが、購入のハードルを 知らず知らずのうちに上げているのかもしれません。 こうした要因が重なり、 シンビジウムの需要は静かに、しかし確実に縮小しています。 一方で、生産者はどうでしょうか。 時間も手間もコストもかけて育てたものが、 二束三文で売られてしまう現実。 これで「来年も作ろう」と思える人が、 果たしてどれだけいるでしょうか。 これは、シンビジウムだけの問題ではありません。 作る側と、買
1月14日
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