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園芸市場の「せり」の世界|独特の数字と指のサイン、その奥深い文化とは
私は週に2~3回、園芸市場へ仕入れに行きます。 一般のお店で植物を1鉢ずつ購入するのとは違い、 私たちは24ポット入りなどのケース単位で買い付けるのが基本です。 私は安く買える競りによく参加します。 園芸卸売市場の競りは、 価格が徐々に下がっていく 「下げせり」という方式です。 まずは出品者の希望価格から始まり、 競売人が少しずつ価格を下げていきます。 そして、自分が 「この値段なら買いたい」 と思ったタイミングで、 何ケース購入するかを意思表示します。 逆に、 「この価格なら買います」 とこちらから希望価格を提示することもあります。 その際に使われるのが、 園芸市場ならではの独特な 「手やり(指のサイン)」 です。 数字は片手だけで表現します。 例えば、100円や1,000円は人差し指1本、 200円や2,000円は人差し指と中指の2本というように表します。 ところが、3は人差し指ではなく、中指・薬指・小指の3本を使ったり、 6は親指だけを出したりと、初めて見る人には少し不思議な形になります。 さらに価格には独特の業界用語もあります。 120円
7月13日


安いのにはわけがある
市場には、少しずつ春の花が出荷されてきています。 ラナンキュラスやオステオスペルマムなど、 明るい色合いの花を仕入れる機会が増えてきました。 それに合わせて、店頭の陳列も 春仕様へと切り替えが進んでいます。 その一方で、シクラメンなどの冬の花は、 値下げされる時期に入っています。 「安くなっているから」 と手に取られるお客様も多いのですが、 実はそこには理由があります。 時期を過ぎたシクラメンは、 花のピークを越えており、 株元から上がってくる花芽の数が少なくなっています。 これから楽しめる期間は短めです。 翌年に咲かせようと思っても、 自然開花の場合、実際に咲くのは今くらいの時期になります。 春になると、店頭には次々と華やかな春の花が並びます。 冬のイメージが強いシクラメンは、 どうしても見劣りしてしまうのが現実です。 値段が下がっているのには、 それなりの理由があります。 「安いから」という理由だけで選んでしまうと、 あとで後悔することもあるかもしれません。
2月11日


冬の室内を明るくするポインセチア:選び方から管理まで
クリスマスが近づくと、街の至るところでポインセチアを目にする機会が増えます。 鮮やかな赤い苞(ほう)と濃い緑の葉のコントラストは、まさにクリスマスを象徴する配色と言えるでしょう。 その鮮烈な見た目から「赤い部分=花」と思われがちですが、実際にはそれは花びらではなく、苞と呼ばれる変化した葉です。 本当の花は中央にある小さな黄色い部分で、この特徴は意外と知られていないかもしれません。 華やかな外見とは裏腹に、ポインセチアは寒さに弱い植物です。 気温が10℃を下回ると葉が落ちたり、株が弱ったりすることがあります。 そのため、冬の管理では暖かい場所に置き、水やりは控えめにして土を乾燥気味に保つことが大切です。乾燥気味にすることで耐寒性が高まり、過度な水やりには注意が必要です。 ポインセチアの原産地はメキシコで、17世紀の宣教師たちによって世界中に広まりました。 現在では、冬の少ない花の時期に彩りを添える存在として、多くの家庭で親しまれています。 近年では品種改良が進み、赤以外の色を持つポインセチアも増えています。 その代表例が「プリンセチア」で、柔らかな
2025年12月8日
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