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秋の庭で存在感を増す秋明菊
夏の暑さが少しずつ和らぎ、朝晩に秋の気配を感じるようになると、 園芸店でも秋の植物が目立つようになります。 その中でも、毎年この時期になると 「秋らしい花を植えたい」 というお客様におすすめすることが多いのが、 シュウメイギクです。 細く伸びた茎の先に、白やピンクの花を咲かせる姿は、春や夏の花とは少し違った落ち着いた雰囲気があります。 「菊」なのに、実は菊ではない? シュウメイギクという名前から、菊の仲間だと思われる方も多いのですが、実はキク科ではありません。 シュウメイギクはキンポウゲ科の植物で、アネモネなどに近い仲間です。 名前に「菊」と付いているのは、花の姿が菊に似ていることから。 こうした植物の名前には、昔の人が植物を見て感じた印象がそのまま残っていて、調べてみると意外な発見があります。 ちなみに、英名では「Japanese anemone」と呼ばれます。 アネモネの仲間と知ると、花の雰囲気にも少し納得できます。 園芸店でよく聞かれる「これ、来年も咲きますか?」 シュウメイギクを販売していると、よく聞かれるのが、 「これは一年草ですか?」
9月9日


「ととのう」は日本人だけ?
サウナに入る。 汗をかく。 水風呂に入る。 そして外気浴。 しばらく目を閉じていると、身体の力が抜けて、頭の中が静かになっていく。 「ああ、これが“ととのう”ということか」 サウナが好きな人なら、一度は経験したことがある感覚ではないでしょうか。 でも、ふと疑問に思いました。 昔の人も、ととのっていたのだろうか? そもそもサウナは、いつから始まったのでしょう。 ① サウナは、いったいいつから始まったのか 調べてみると、サウナの歴史は私たちが思っているよりずっと古いものでした。 人類はかなり昔から、火で石を熱し、その熱や蒸気を利用して身体を温めていたと考えられています。 「サウナ=フィンランド」というイメージがありますが、 実は熱や蒸気を利用して身体を温める文化は、世界各地に存在していました。 古代ローマにも浴場文化があり、 温かい部屋や熱い部屋、そして冷たい水に入るための浴室がありました。 つまり、 温める。 ↓ 冷やす。 ↓ 休む。 という、現代のサウナにも通じる考え方は、 何千年も前から存在していたのです。 さらに古代の医学者たちは、温かさや冷
9月4日


多肉植物の寄せ植え講座――「選ぶ楽しさ」と「育てる楽しさ」
私が開催している園芸講座の中に、 「多肉植物の寄せ植え講座」があります。 この講座の一番の特徴は、たくさんの種類の多肉植物の中から、 自分の好きなものを自由に選んで寄せ植えを作れることです。 同じ種類を使っても、選ぶ植物や配置によって仕上がりは一つひとつ違います。 「この組み合わせがかわいい」「こっちを真ん中にしたい」「もう少し小さなものを入れてみよう」 そんなふうに考えながら植物を選ぶ時間も、 この講座の楽しさの一つだと思っています。 作り方も少し変わっています。 使うのは、根が付いた苗ではなく、 主に多肉植物の先端部分をカットした「挿し木」です。 先端部分をピンセットでつまみ、土に挿していきます。 この時、鉢の表面には「ネルソル」という固まる性質を持った土を使います。 ネルソルを使うことで表面の土がある程度固まり、 挿した多肉植物が安定します。 植物が動きにくくなるため、 寄せ植えをきれいに仕上げやすいのもメリットです。 根が付いた苗を植え込む一般的な寄せ植えと比べても、 作業はそれほど難しくありません。 ピンセットを使って好きな場所に挿して
8月31日
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