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失敗しない花苗選び!園芸店で見るべきポイント5選
ガーデニングにぴったりの季節になり、 庭植えや地植え用の花苗について ご相談をいただくことが増えてきました🌱 春や秋は園芸店にもたくさんの花苗が並び、 見ているだけでもワクワクしますよね😊 花苗を選ぶ時、 「見た目が可愛い」 「好きな色だった」 「値段が安い」 という理由で選ぶ方も多いですが、 実は「良い苗選び」が、 その後の育ち方や長く楽しめるかどうかを大きく左右します✨ せっかく植えたのにすぐ弱ってしまったり 花があまり咲かなかったりする原因は 苗選びにあることも少なくありません。 【良い花苗を選ぶポイント】 ① 株がしっかり締まっている ヒョロヒョロと間延びしている苗ではなく、 茎が太く、株がぎゅっと締まったものを選びましょう🌿 節と節の間が短く、コンパクトにまとまっている苗は丈夫で育てやすいです。 ② 葉の色が濃くツヤがある 葉が黄色くなっていたり、 しおれている苗は弱っている可能性があります🍃 葉色が鮮やかでハリがあるものは健康な証拠です。 ③ 病害虫が付いていない 葉の裏や株元までしっかりチェックしましょう🐛 白い粉が付いて
5月11日


増える植物が選ばれる理由
園芸店でお客様と話していると、よく聞かれる言葉があります。 「これ、増える?」 この一言、実はとても面白い質問だと感じています。 まず多くの方が持っているのは、お得に楽しみたいという気持ちです。 ひとつ買った植物が、挿し木や株分けで増えていく。 そうなれば長く楽しめて、結果的にコストパフォーマンスも良くなります。 園芸に慣れてくるほど、 「育てる」だけでなく 「増やす」こと自体が楽しみになっていきます。 一方で、安心したいという気持ちもあります。 過去に枯らしてしまった経験がある方ほど、 「また増やせるなら大丈夫」と考えます。 増やせる植物は、いわば保険のような存在。 心理的なハードルを下げてくれるのです。 さらに、 「自分にもできるだろうか」 という確認でもあります。 植物を増やすには、ある程度の知識やタイミングが必要です。 そのためこの質問には、 ちょっとした腕試しの意味合いも含まれています。 そして意外と多いのが、 「誰かに分けたい」 という気持ち。 増えた植物を家族や友人にあげたり、庭を少しずつ広げたり。 植物が増えることで、楽しみも広が
5月2日


植物が元気に育つ!失敗しない培養土の選び方
植物を元気に育てたいなら、水やりや肥料と同じくらい大切なのが「土選び」です。 特にプランター栽培や鉢植えでは、限られたスペースの中で根を育てるため、培養土の質が植物の成長を大きく左右します。 培養土とは、植物が育ちやすいように複数の土や資材を配合し、あらかじめ使いやすく調整された土のことです。 赤玉土、腐葉土、堆肥、ピートモス、パーライトなどがバランスよく配合されており、購入してそのまま使えるのが魅力です。 初心者でも扱いやすく、家庭菜園やガーデニングのスタートに最適です。 良い培養土を選ぶポイントは、 「通気性」 「排水性」 「保水性」 この3つのバランスです。 根は水だけでなく空気も必要とします。 水がたまりすぎると根腐れを起こし、逆に乾きすぎると生育不良につながります。 適度に水を保ちながら、余分な水はしっかり流れる土が理想です。 その理想的な状態を作るのが「団粒構造」と呼ばれる土です。 土の粒がほどよくまとまり、粒と粒の間に隙間があるため、水も空気も通りやすくなります。 見分け方は簡単です。 少し湿らせた土を手で握り、指で軽く押したときに
4月20日


花が枯れそう…その時、肥料は本当に必要?
お客さまとお話ししていると、よく聞かれるのが 「うちの花が枯れそうなんだけど、肥料をあげたらいいですか?」 という質問です。 ですが、元気がなくなってから肥料を与えても、すでに手遅れな場合が少なくありません。 よくよく話を聞いてみると、1年草でシーズンが終わり、自然に枯れ始めているケースもあります。 まず知っておきたいのが、肥料の基本となる3つの要素です。 窒素(N) … 葉や茎を育てる リン酸(P) … 花や実つきを良くする カリ(K) … 根を育て、病気に強くする 肥料の使い方には、大きく分けて2種類あります。 元肥(もとごえ) 植え付け前に土へ混ぜ込んでおく肥料。 追肥(ついひ) 植え付け後、3週間〜1か月ほどしてから追加で与える肥料。 また、化成肥料にもさまざまな種類があります。 即効性肥料 … 効き目が早く、すぐ吸収される 緩効性肥料 … ゆっくり長く効き、手間を減らせる そして大切なのは、 「たくさん肥料をあげれば花がたくさん咲く」 というわけではないことです。 与えすぎると肥料焼けを起こし、根が傷んで枯れる原因になることもありま
4月18日


春は焦らず
三月に入り、雪解けも進み、 お店にも少しずつお客さまが戻ってきました。 日中は15度を超える日もあり、 いよいよ園芸シーズン到来、 といった雰囲気です。 ご来店される方の多くが 「ガーデニングを始めたい」 とおっしゃいます。 そして、よく聞かれるのが 「この花、もう植えられますか?」 という質問です。 確かに、日中は10度を上回る日も増えてきました。 しかし、夜はまだ2〜3度まで下がることもあり、 霜の心配も残っています。 植物にとっては、この寒暖差が大きな負担になります。 安心して地植えできる目安は、 夜間の最低気温が10度前後まで安定する頃。 例年でいえば、だいたい4月頃です。 せっかく迎えた花苗が、 植えてすぐに傷んでしまってはかわいそうです。 もし今植えるのであれば、 寄せ植えにして、夜は室内へ取り込むなどの対策をおすすめします。 本格的な園芸シーズンは、 もうすぐそこまで来ています。 焦らず、春のタイミングを見極めながら、 楽しいガーデニングを始めましょう。
3月4日


安いのにはわけがある
市場には、少しずつ春の花が出荷されてきています。 ラナンキュラスやオステオスペルマムなど、 明るい色合いの花を仕入れる機会が増えてきました。 それに合わせて、店頭の陳列も 春仕様へと切り替えが進んでいます。 その一方で、シクラメンなどの冬の花は、 値下げされる時期に入っています。 「安くなっているから」 と手に取られるお客様も多いのですが、 実はそこには理由があります。 時期を過ぎたシクラメンは、 花のピークを越えており、 株元から上がってくる花芽の数が少なくなっています。 これから楽しめる期間は短めです。 翌年に咲かせようと思っても、 自然開花の場合、実際に咲くのは今くらいの時期になります。 春になると、店頭には次々と華やかな春の花が並びます。 冬のイメージが強いシクラメンは、 どうしても見劣りしてしまうのが現実です。 値段が下がっているのには、 それなりの理由があります。 「安いから」という理由だけで選んでしまうと、 あとで後悔することもあるかもしれません。
2月11日


ハーディプランツも使いよう
私は寄せ植え講座の材料として、 よくアイビーやワイヤープランツを使います。 その理由は、 株分けができること、 つる性で垂れ下がるため高低差を出しやすいこと。 そして何より、病気に強く生命力があり、 枯れにくいハードな植物(ハーディプランツ) だからです。 価格も比較的手頃なのがうれしいポイントです。 ただし、お客様には必ず注意していることがあります。 それは鉢植えで使用すること。 庭に地植えしてしまうと、 雑草化してしまう恐れがあるためです。 放っておくとコントロールできないほど広がり、 駆除するのがとても大変になることもあります。 しかし逆に言えば、この強さがあるからこそ、 過酷な環境でも枯れにくいという魅力があります。 苔玉に使ったり、 観葉植物として日陰や室内で育てたりしても、 元気に育ってくれます。 生命力が強い植物だからこそ、 使い方次第で邪魔者にもなり、 便利な存在にもなるのです。
1月26日


シンビジウムは時代遅れなのか?
年が明けてから、市場のせりで シンビジウムの価格が急落しています。 年末と比べて、半額から、ものによっては4分の1程度。 これは単なる値下がりではなく、構造的な崩れではないでしょうか。 私自身もシンビジウムを販売していますが、 年々、確実に手応えがなくなっていると感じています。 シンビジウムは寒さに強く、花も大きく豪華で、 かつてはお歳暮などの定番の贈答用でした。 しかし、住宅事情が変わった今、 「大きすぎて置き場所に困る花」になってしまっています。 さらに、鉢植えの植物には 「もらった以上、枯らしてはいけない」 という心理的な負担がつきまといます。 その重さが、購入のハードルを 知らず知らずのうちに上げているのかもしれません。 こうした要因が重なり、 シンビジウムの需要は静かに、しかし確実に縮小しています。 一方で、生産者はどうでしょうか。 時間も手間もコストもかけて育てたものが、 二束三文で売られてしまう現実。 これで「来年も作ろう」と思える人が、 果たしてどれだけいるでしょうか。 これは、シンビジウムだけの問題ではありません。 作る側と、買
1月14日


冬の園芸市場、そして春へ
初競りでマグロが 5億円 で競り落とされたというニュースを見ました。 景気の良さを感じさせる話題で、 飲食業界の勢いが伝わってきます。 園芸業界にも、年明けには初競りがあります。 私もその市場に足を運びました。 この時期は物流量が少なく、 並ぶのはシクラメンやシンビジウムが中心。 前年からの持ち越し品も混じり、 相場は全体的に安く、静かな取引が続きます。 小売の現場でも、 初売りセールが終わると人の流れは落ち着き、 寒さもあって売り場は穏やかな空気に包まれます。 冬は花も植物も少なく、 ガーデニングを楽しむお客様も限られる季節です。 シンビジウムのような大型の鉢物は、 近年の住宅事情に合わず、 年々動きが鈍くなっているのも事実です。 それでも、この時期の静けさは 決して「何も起きていない」わけではありません。 市場では、 春に向けた動きが少しずつ始まっています。 生産者は次のシーズンを見据え、 私たちもまた、春に何を届けるかを考える時間です。 園芸業界のピークは、やはり春。 今はその春を迎えるための準備期間。 寒い冬を越えた植物が、 一斉に芽吹く
1月9日


園芸卸売市場「止市」から見える、年末年始の花の動き
園芸卸売市場では、 年内最後の取引を「止市(とめいち)」と呼びます。 この止市は12月下旬に行われ、 意外と早い時期に年内の取引が終了します。 その理由は、年末年始の初売りやセールに向けて、 小売店が多くの商品を仕入れる必要があるためです。 それに合わせて、生産者も大量に出荷を行うため、 市場には一気に物量が増加し、 この時期は相場が大きく変動しやすくなります。 冬の主力商品としては、依然としてシクラメンが人気を集めています。 また、年始の贈り物としては、シンビジウムも根強い需要があります。 止市で仕入れられた花々は、年明けの初売りに向けて、 店舗で丁寧に準備されます。 しかし、1月中旬頃になると最も寒い時期を迎え、 外出する機会が減少するため、需要も徐々に落ち着き、 それに伴い相場も少しずつ下がる傾向があります。 こうした仕組みを理解しているお客様の中には、 「もう少し待てば値段が下がる」と考え、 1月中旬以降まで購入を控える方もいらっしゃいます。 ただし、状態が良く贈り物に適した商品は、 やはり早い段階で売れてしまうことが多いです。 大切な方
2025年12月24日


冬の室内を明るくするポインセチア:選び方から管理まで
クリスマスが近づくと、街の至るところでポインセチアを目にする機会が増えます。 鮮やかな赤い苞(ほう)と濃い緑の葉のコントラストは、まさにクリスマスを象徴する配色と言えるでしょう。 その鮮烈な見た目から「赤い部分=花」と思われがちですが、実際にはそれは花びらではなく、苞と呼ばれる変化した葉です。 本当の花は中央にある小さな黄色い部分で、この特徴は意外と知られていないかもしれません。 華やかな外見とは裏腹に、ポインセチアは寒さに弱い植物です。 気温が10℃を下回ると葉が落ちたり、株が弱ったりすることがあります。 そのため、冬の管理では暖かい場所に置き、水やりは控えめにして土を乾燥気味に保つことが大切です。乾燥気味にすることで耐寒性が高まり、過度な水やりには注意が必要です。 ポインセチアの原産地はメキシコで、17世紀の宣教師たちによって世界中に広まりました。 現在では、冬の少ない花の時期に彩りを添える存在として、多くの家庭で親しまれています。 近年では品種改良が進み、赤以外の色を持つポインセチアも増えています。 その代表例が「プリンセチア」で、柔らかな
2025年12月8日


秋のミニバラ
朝晩はかなり涼しくなってきましたね。 秋はミニバラにとって、春と負けず劣らず素晴らしいシーズンです。 気温は大体23℃から25℃と安定し、日差しも柔らかくなるため、光合成が盛んになります。 そのため、花の色はより鮮やかに、花持ちも良くなります。...
2025年9月21日


夏枯れの季節の過ごし方
お盆を過ぎてもなお、日中の気温が35度を超える猛暑日が続いています。 まるで太陽が 「私のターン!」 と言わんばかりに全力を出しているようですね。 この厳しい暑さの中、 園芸業界は例年通り夏枯れの閑散期に突入します。 その理由は非常にシンプルです。...
2025年9月12日


商売をしているからといってその道のスペシャリストではない
私はこれまで園芸と教育の業界に携わってきました。 現在も園芸業界で活動しており、長年関わってきた中で感じるのは、 「商売をしている=専門知識がある」 という認識は必ずしも正しくない、ということです。 たとえば私は、園芸小売業の組合に所属していますが、組合員すべてが植物に詳し...
2025年4月22日


講座の舞台裏
私は、公民館や植物園などの施設で、園芸に関するさまざまな講座を開催しています。主にガーデニングや寄せ植えの講座が多く、初心者から経験者まで楽しめる内容を心がけています。 私の講座の特徴は、前半で園芸の基礎や植え方のコツを詳しくお話しし、後半で実際に寄せ植えを作るという構成で...
2025年3月5日


温度管理は大変
新潟の冬は厳しい寒さと長い期間が特徴です。 その影響は園芸業界にも及び、冬は閑散期となります。 この時期は、農家の出荷量が減少するため、 市場に流通する植物の量も少なくなります。 また、寒冷地の店頭では、植物が枯れるリスクが高まるため、...
2025年1月27日


土づくりは重要
🌱 ガーデニングの第一歩は「土作り」から! 🌷 私はガーデニングでお客様の庭を作る際、 まず最初に「土作り」から始めます。 🌼 植物を植える前に、土の状態を確認 🌼 植物が健康に育つためには、土の状態がとても大切です。...
2025年1月20日


園芸療法のすすめ
これからの5~10年間で、団塊の世代が高齢化し、 社会保障費の増大が避けられない現実となります。 この状況により、税金の負担は一層重くなり、 社会全体で対応策を講じることが急務です。 高齢者が少しでも健康で長く生活できる社会を実現することは、...
2025年1月8日


「こうしたらいいんじゃないか」理論
私はサウナが好きです😀 サウナ歴は かれこれ30年近くになります🧖🏻 週に1回ぐらい入っていますが 全く飽きません🧖🏻♂️ 若い頃 風邪をひいた時 「サウナに入れば治るんじゃないか」 という理論を勝手に考え サウナに行き 水風呂に入り🏊🏻♀️ そして...
2024年3月2日


園芸業界の黒い闇(トレー)
流通には通函があります 🗃 スーパーに並ぶ食品、飲み物なども 箱に入って配送されてきています🚛 いらなくなった段ボール箱はお客さんにタダでくれていますね (メルカリなど重宝してると思います😊) 魚や野菜なども同様です🌶🌽 園芸業界も同じく流通はケース単位です...
2024年2月28日
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