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実は今、観葉植物もお買い得です
先日の投稿で、「夏の花苗は今がお買い得」というお話をしました。 実は、今の時期は観葉植物もお買い得になっていることがあります。 園芸店の現場では、夏から秋にかけて、 観葉植物の価格が下がる理由がいくつかあります。 夏に多く仕入れた観葉植物が狙い目 一つ目の理由は、夏と秋で園芸店の売り場が変わるからです。 夏は暑さの影響で花苗の種類が少なくなるため、 園芸店では観葉植物を多めに仕入れて売り場を作ることがあります。 ところが秋になると、ポットマムや秋明菊など、 季節の花苗が次々と入荷してきます。 すると、今度は観葉植物を置いていた場所を、 秋の花苗の売り場として使いたくなります。 そのため、夏の間に仕入れた観葉植物を、 少し価格を下げて販売することがあるのです。 冬になる前も、価格が下がりやすい もう一つの理由は、これから寒くなる季節だからです。 観葉植物の中には、寒さが苦手な種類がたくさんあります。 園芸店にとっては、寒い冬の間、 こうした植物を長期間在庫しておくことはリスクになります。 生産者側も同じで、寒さに弱い植物は冬になる前に市場へ多く出荷
9月18日


今だから買いたい「夏の花苗」の掘り出し物
朝晩の気温が少しずつ下がり、ようやく秋の気配を感じるようになってきました。 園芸店の店頭にも、ポットマムやシュウメイギクなど、秋を感じさせる植物が少しずつ並び始めています。 いよいよ秋のガーデニングシーズンの始まりです。 とはいえ、9月上旬はまだ秋の花苗が十分に出そろっているわけではありません。市場でも秋物の流通量はまだ少なく、園芸店としては「これから」という時期です。 そこで、この時期におすすめしたいのが、夏の花苗の掘り出し物です。 実は今、夏の花が狙い目です 夏のピークを過ぎた花苗は、生産農家さんにとっては次の植物を出荷するために整理したい時期です。 そのため、市場では夏物の花苗がかなり安く出てくることがあります。 園芸店側も、秋の花苗が本格的に入荷するまで店頭を埋める植物が必要なので、こうした夏の花苗がまだ販売されていることがあります。 「もう夏の花は終わりかな」と思うかもしれません。 しかし、実はここからがもう一度楽しめるチャンスです。 切り戻せば、まだまだ咲く 9月はまだ気温が20℃を超える日も多く、植物にとっては十分に生育できる環境で
9月12日


掃除は、部屋ではなく自分を整える。「過程」の価値
「掃除をしても、また汚れる。」 これは誰もが知っている事実です。 床を掃いても翌日には埃が積もり、 庭をきれいにしても風が吹けば落ち葉が舞い、 植物の枯れ葉を取り除いても、季節が巡ればまた新しい葉が生まれ、 やがて役目を終えて落ちていきます。 もし掃除の目的が 「永遠にきれいな状態を維持すること」 だとしたら、その仕事は決して完成しません。 では、私たちはなぜ掃除をするのでしょうか。 私は園芸の仕事をしています。 仕事場に着くと、最初に行うのは掃除です。 棚を拭き、こぼれた土を集め、枯れ葉を取り除き、水をやる。 一見すると誰にでもできる単純な作業です。 しかし、この時間は私にとって仕事を始めるための 「儀式」のようなものになっています。 手を動かしているうちに頭の中が静かになり、昨日までの出来事や余計な考えが少しずつ整理されていく。 植物を一鉢ずつ見て回るうちに、小さな異変に気付くことがあります。 「昨日より葉色が薄い。」 「土の乾きが早い。」 「新芽が動き始めている。」 もし掃除をせず、植物の間を急いで通り過ぎていたら、 その変化には気付けなか
7月29日


園芸店で夏によく売れる植物『アンスリウム』の秘密とは?特徴と育て方を解説
アンスリウムの育て方
7月26日


どうして夏になると、園芸店の花苗はこんなに安くなるの?
園芸店で「SEAL」「大特価」と書かれた花苗を見て、 不思議に思ったことはありませんか? 「売れ残りだから?」 「品質が悪いから?」 そう思われる方もいるかもしれません。 しかし、実際にはそれだけが理由ではありません。 私はほぼ毎日園芸市場へ仕入れに行っています。 その中で見えてくるのは、生産者、市場、そして園芸店、 それぞれにある"夏ならではの事情"です。 理由① 生産者が安く出荷しているから 夏は花苗の流通量が増える時期でもあります。 農家さんにとって、花苗を長く持っていることは大きな負担になります。 毎日の水やりや管理には手間とコストがかかり、 売れ残れば品質が落ちたり枯れてしまったりすることもあります。 そのため、「ロスになる前に出荷したい」 という考えから、通常より安い価格で市場へ出荷されるケースが多くなります。 理由② 夏はお客様が少なくなるから 暑くなると、高齢の方を中心に外出を控える方が増えます。 さらに、ガーデニングを楽しむ人も春や秋に比べて少なくなります。 「暑い時期に植えても枯らしてしまいそう…」 そんなイメージを持つ方も多
7月22日


駄菓子屋から学ぶ、地域に愛される園芸店のつくり方
昔は、近所に駄菓子屋がたくさんありました。 私も学校帰りになると、友達と一緒に駄菓子屋へ寄り、 限られたお小遣いでどのお菓子を買おうか真剣に悩んだものです。 駄菓子屋は、お菓子を買う場所であると同時に、 子どもたちが集まり、遊び、 お店の人と会話を楽しむ 「地域のコミュニティ」でもありました。 当時は高度経済成長期で子どもの人口が多く、 小さな資本でも自宅の一角を使って開業できたことから、 多くの個人商店が誕生しました。 子どもたちが毎日のように立ち寄る場所だったため、 商売としても成り立ちやすい環境だったのです。 しかし現在では、コンビニや大型スーパーの普及、 そして少子化の影響もあり、 昔ながらの駄菓子屋は大幅に減少しました。 時代の流れとはいえ、地域の交流の場が少なくなってしまったことは、 とても残念に感じます。 一方で、この変化は新しいチャンスでもあるのではないでしょうか。 人と人が自然に集まり、会話が生まれる場所は、 今だからこそ求められています。 私は、その役割を園芸店が担える可能性があると考えています。 植物を販売するだけではなく
6月29日


園芸店が本当に売るべきものは「植物」ではない
商売において「付加価値をつけること」は鉄則だと言われます。 では、園芸業界における付加価値とは何でしょうか。 私は、その一つが 「植物をうまく育てられること」だと考えています。 たとえば一年草なら、いずれ寿命が来るとしても、できるだけ長く花を楽しめること。 宿根草なら毎年きれいに咲かせること。 観葉植物や多肉植物なら、長く美しい状態を保ちながら楽しめること。 つまり、お客様が 「買った後も植物との暮らしを楽しめること」こそ、 本当の付加価値ではないでしょうか。 そのために必要なのは、知識・情報、そして経験です。 植物は、ただ水をあげれば育つものではありません。 日当たり、水やり、肥料、植え替え、季節ごとの管理など、少しのコツを知っているだけで結果が大きく変わります。 だから私は、できるだけお客様へ情報を届けたいと考えています。 寄せ植え教室や講座では、ただ植えるだけではなく、 園芸の基礎や育て方のコツを必ずお伝えしています。 商品を販売する際にも、POPを工夫し、 「どう育てればよいか」 「どんな特徴があるか」 が分かりやすく伝わるよう心がけてい
5月29日


増える植物が選ばれる理由
園芸店でお客様と話していると、よく聞かれる言葉があります。 「これ、増える?」 この一言、実はとても面白い質問だと感じています。 まず多くの方が持っているのは、お得に楽しみたいという気持ちです。 ひとつ買った植物が、挿し木や株分けで増えていく。 そうなれば長く楽しめて、結果的にコストパフォーマンスも良くなります。 園芸に慣れてくるほど、 「育てる」だけでなく 「増やす」こと自体が楽しみになっていきます。 一方で、安心したいという気持ちもあります。 過去に枯らしてしまった経験がある方ほど、 「また増やせるなら大丈夫」と考えます。 増やせる植物は、いわば保険のような存在。 心理的なハードルを下げてくれるのです。 さらに、 「自分にもできるだろうか」 という確認でもあります。 植物を増やすには、ある程度の知識やタイミングが必要です。 そのためこの質問には、 ちょっとした腕試しの意味合いも含まれています。 そして意外と多いのが、 「誰かに分けたい」 という気持ち。 増えた植物を家族や友人にあげたり、庭を少しずつ広げたり。 植物が増えることで、楽しみも広が
5月2日
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