今だから買いたい「夏の花苗」の掘り出し物

朝晩の気温が少しずつ下がり、ようやく秋の気配を感じるようになってきました。
園芸店の店頭にも、ポットマムやシュウメイギクなど、秋を感じさせる植物が少しずつ並び始めています。
いよいよ秋のガーデニングシーズンの始まりです。
とはいえ、9月上旬はまだ秋の花苗が十分に出そろっているわけではありません。市場でも秋物の流通量はまだ少なく、園芸店としては「これから」という時期です。
そこで、この時期におすすめしたいのが、夏の花苗の掘り出し物です。
実は今、夏の花が狙い目です
夏のピークを過ぎた花苗は、生産農家さんにとっては次の植物を出荷するために整理したい時期です。
そのため、市場では夏物の花苗がかなり安く出てくることがあります。
園芸店側も、秋の花苗が本格的に入荷するまで店頭を埋める植物が必要なので、こうした夏の花苗がまだ販売されていることがあります。
「もう夏の花は終わりかな」と思うかもしれません。
しかし、実はここからがもう一度楽しめるチャンスです。
切り戻せば、まだまだ咲く
9月はまだ気温が20℃を超える日も多く、植物にとっては十分に生育できる環境です。
伸びすぎた枝や、花が終わった部分を思い切って切り戻してみましょう。
さらに、植物の状態を見ながら追肥を行い、水切れにも注意します。
すると、新しい芽が伸びて、再び花を咲かせてくれることがあります。
種類や天候にもよりますが、うまく管理すれば11月頃まで楽しめる花もあります。
私もこの時期に残っている夏の花苗を店頭に置いていますが、意外と状態が良く、手入れをするとまだまだ楽しめるものがあります。
おすすめは「ベゴニア・サルビア・ジニア」
この時期の掘り出し物として探してみたいのが、・ベゴニア・赤サルビア・ジニア・マリーゴールドなどです。100円以下で売られています。
また、夏の花として販売されていた宿根草にも注目です。
チェリーセージ、ルドベキア、エキナセアなどは、冬に地上部が枯れても、根が生きていれば翌年また芽を出します。
値下げされている苗を見つけたら、来年も楽しめる「お得な一株」になるかもしれません。
「去りゆく夏」をもう少し楽しむ
秋の花を植える前に、もう少しだけ夏の花を楽しんでみる。
これも、この季節ならではのガーデニングです。
安くなった苗だからといって、必ずしも「終わった植物」とは限りません。
少し切り戻して、肥料を与え、適切に水やりをする。
植物の状態を見ながら手を入れてあげることで、もう一度きれいな花を見せてくれることがあります。
秋の花苗が本格的に店頭に並ぶまでの間、園芸店でぜひ「掘り出し物」を探してみてください。
思わぬお気に入りの植物に出会えるかもしれません。





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