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冬の室内を明るくするポインセチア:選び方から管理まで
クリスマスが近づくと、街の至るところでポインセチアを目にする機会が増えます。 鮮やかな赤い苞(ほう)と濃い緑の葉のコントラストは、まさにクリスマスを象徴する配色と言えるでしょう。 その鮮烈な見た目から「赤い部分=花」と思われがちですが、実際にはそれは花びらではなく、苞と呼ばれる変化した葉です。 本当の花は中央にある小さな黄色い部分で、この特徴は意外と知られていないかもしれません。 華やかな外見とは裏腹に、ポインセチアは寒さに弱い植物です。 気温が10℃を下回ると葉が落ちたり、株が弱ったりすることがあります。 そのため、冬の管理では暖かい場所に置き、水やりは控えめにして土を乾燥気味に保つことが大切です。乾燥気味にすることで耐寒性が高まり、過度な水やりには注意が必要です。 ポインセチアの原産地はメキシコで、17世紀の宣教師たちによって世界中に広まりました。 現在では、冬の少ない花の時期に彩りを添える存在として、多くの家庭で親しまれています。 近年では品種改良が進み、赤以外の色を持つポインセチアも増えています。 その代表例が「プリンセチア」で、柔らかな
12月8日


こころを満たすギフト
年末が近づき、お花を贈る機会や、逆にいただく機会が増えてきたのではないでしょうか。 お店にはシクラメンやシンビジウムといった季節の高級花が多く並び、華やかな雰囲気が一段と高まっています。 花を贈る文化の歴史は古く、起源は古代エジプトにまで遡ると言われています。 中世ヨーロッパでは、花は貴族や上流階級にとって大切な贈り物として扱われ、想いを伝える手段として重視されてきました。 日本に目を向けると、四季の移ろいと花の関係はより深く、季節の行事や人生の節目に花が添えられることは自然なこととして根づいています。 春は桜、夏はひまわり、秋は菊、冬はシクラメン──日本人の暮らしと花は、いつの時代も寄り添ってきました。 そして何より、日本には「相手を想って贈る」文化が息づいています。 花を贈るという行為には、言葉以上の気持ちが宿ります。 花を受け取った瞬間の特別感、空間がぱっと明るくなる幸福感は、贈り物の中でも格別です。 実際に、花を見ることでストレスが軽減し、気分が前向きになるという研究も発表されています。癒しを届けられるという点で、花には他の贈り物にはない
12月6日
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