人の心を整える緑の価値
- 3 日前
- 読了時間: 2分

温泉が好きです。
休日になると、よく日帰り温泉施設へ足を運びます。
温泉に浸かると、体の疲れがじんわり抜けていく感覚があります。
疲労回復や美肌効果も期待できますし、
サウナに入れば発汗による爽快感や健康増進も感じられます。
そして、何よりの楽しみが風呂上がりの一杯。
冷えたビールが身体に染み渡る瞬間は、
何とも言えない幸福感があります。
露天風呂で温まり、サウナ後に外気浴スペースでぼんやり空を眺める。
あの「整う」時間は、
忙しい日常から少し離れ、
自分をリセットできる特別な時間です。
温泉の魅力は、身体的な効能だけではありません。
精神的なリラックスや癒やしの効果も、
とても大きいと思っています。
だからこそ、私は温泉施設の
「景観」がとても重要だと感じています。
ごくたまに、露天風呂の目の前が高い塀だけで景色が何も見えなかったり、
庭園が長年手入れされず荒れていたりする施設があります。
お湯の質は素晴らしいのに、景観が残念だと、
癒やしの効果が半減してしまう。
むしろ、「もったいないな…」という気持ちや、
少し残念な気分になることさえあります。
私の地元にも、そんな施設がありました。
温泉そのものは良いのに、露天風呂周りの景観が整えられていない。
結果として、そうした施設は数年のうちに閉鎖してしまうケースも少なくありません。
もちろん経営にはさまざまな事情があると思います。
ただ、温泉という「癒やし」を提供する場所だからこそ、
景観や空間づくりは思っている以上に大切なのではないでしょうか。
花や木々、少し手入れされた庭、季節を感じる景色。
それだけで人は驚くほど癒やされます。
私は園芸に関わる仕事をしているからこそ余計に感じます。
植物や景観は単なる飾りではなく、
人の心を整える「価値」そのものなのだと。
温泉の質が良いだけに、
景観でもっと魅力が増す施設を見ると嬉しくなりますし、
逆にその可能性が活かされていない場所を見ると、
とても惜しい気持ちになります。
癒やしとは、お湯だけで完成するものではない。
空間や景色も含めて、
はじめて「また来たい」と思える体験になるのかもしれません。





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